日付時刻:数値から日付・時刻データを取得( DateSerial 関数、TimeSerial 関数 )
DateSerial 関数(数値を使って日付データを取得)
date = DateSerial ( year, month, day )
引数・戻り値
- year ・・・ 年を表す 100 ~ 9999 の範囲の数値・数式(Integer)を指定します。
- month ・・・ 月を表す 1 ~ 12 の範囲の数値・数式(Integer)を指定します。
- day ・・・ 日を表す 1 ~ 31 の範囲の数値・数式(Integer)を指定します。
- date ・・・ 引数に指定した年、月、日に対応するバリアント型(内部処理形式 Date)の値。
引数 year, month, day に指定する値が、上記範囲外の場合でもエラーとはならず、その値・他の引数にしたがって計算されてしまうので注意が必要です。
(例)year 15, month -1, day 300 と指定すると戻り値は「2015/8/27」となります。
TimeSerial 関数(数値を使って時刻データを取得)
time = TimeSerial ( hour, minute, second )
引数・戻り値
- hour ・・・ 時を表す 0 ~ 23 の範囲の数値・数式(Integer)を指定します。
- minute ・・・ 分を表す 0 ~ 59 の範囲の数値・数式(Integer)を指定します。
- second ・・・ 秒を表す 0 ~ 59 の範囲の数値・数式(Integer)を指定します。
- time ・・・ 引数に指定した時、分、秒に対応するバリアント型(内部処理形式 Date)の値。
引数 hour, minute, second に指定する値が、上記範囲外の場合でもエラーとはならず、その値・他の引数にしたがって計算されてしまうので注意が必要です。
(例)hour -1, minute 100, second 0 と指定すると戻り値は「0:40:00」となります。
DateSerial 関数、TimeSerial 関数の使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 |
Sub Sample_DateTimeSerial() Dim str 'DateSerial 関数 str = DateSerial(2015, 10, 7) & Chr(13) & _ DateSerial(15, -1, 300) 'TimeSerial 関数 str = str & Chr(13) & _ TimeSerial(5, 45, 21) & Chr(13) & _ TimeSerial(-1, 100, 0) MsgBox str End Sub |
実行結果
関連記事
-
フォントサイズ(Size プロパティ・StandardFontSize プロパティ)
フォントサイズを取得・設定する(Size プロパティ) Size プロパティは、 …
-
Erase ステートメント(配列の初期化・動的配列のメモリ解放)
Erase ステートメントの使い方 【書式】 Erase myArray [, …
-
日付時刻:日付時刻データを計算( DateAdd 関数 )
DateAdd 関数(日付・時刻の値を加算・減算結果を取得) 【書式】 resu …
-
書式を変換(Format 関数)
Format 関数の使い方 【書式】 result = Format ( exp …
-
変数がオブジェクト型かどうかをチェックする( IsObject 関数 )
IsObject 関数の使い方 【書式】 result = IsObject ( …
-
Split 関数(文字列型の一次配列を作成)
Split 関数の使い方 【書式】 myArray = Split ( expr …
-
データ型変換関数
データ型変換関数の使い方 【書式】 function ( expression …
-
フォント名(Name,ThemeFont,StandardFont)
フォント名を取得・設定する(Name プロパティ) Name プロパティは、オブ …
-
指定した値を8進数で表記した文字列に変換する(Oct 関数)
Oct 関数 の使い方 【書式】 result = Oct ( expressi …
-
VBA の演算子(論理演算子:And、Eqv、Imp、Not、Or、Xor)
論理演算子 論理演算を行うときに使用する演算子で、以下の 6 種類があります。 …