文字列:文字列の一部を別の文字列で置換(Replace 関数)
Replace 関数の使い方
【書式】
result = Replace ( string, find, replace [, start, count, compare ] )
引数・戻り値
- string ・・・ 任意の文字列・文字列式を指定します(置換する文字列を含む)。
- find ・・・ 検索する文字列を指定します。
- replace ・・・ 置換する文字列を指定します。
- start ・・・ 引数 string 内で、文字列 find の検索を開始する位置をしていします。左端の文字を「1」とします。省略すると「1」が使用されます。
- count ・・・ 置換する文字列の回数を指定します。「-1」を指定するとすべての候補が置換されます。省略すると「-1」が使用されます。
- compare ・・・ 文字列を比較するときの比較モードを指定します。(設定する値は、下表「compare の設定値」を参照)
- result ・・・ 引数 string の中で、start の位置以降で、find を replace で、count で指定された回数分( count が「-1」の場合はすべて)置換した結果(文字列型:String)。
【Replace 関数の戻り値について】条件 戻り値 引数 strong が長さ0の文字列(“”) 長さ0の文字列(“”) 引数 strong が Null 値を含む エラー 引数 find が長さ0の文字列(“”) 引数 strong のコピー 引数 start が、引数 string の文字数より大きい場合 長さ0の文字列(“”) 引数 count が 0 の場合 引数 strong のコピー
compare の設定値
値 | 定数 | 内容 |
-1 | vbUseCompareOption | Option Compare ステートメントの設定を使用して比較 |
0 | vbBinaryCompare | バイナリモードで比較(規定値) |
1 | vbTextCompare | テキストモードで比較 |
2 | vbDatabaseCompare | Microsoft Access の場合のみ有効 |
Replace 関数 の使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 |
Sub Sample_Replace() Dim str1 As String, str2 As String, str3 As String str1 = "エクセルは、マイクロソフトが、Windows や Mac 向けに販売しているソフトです。" & _ "エクセルを使って様々な作業を行っています。エクセルの基本操作は必須です。" str2 = Replace(str1, "ソフト", "ビジネスソフト", 16) str3 = Replace(str1, "エクセル", "ワード", 1, 2, vbTextCompare) Debug.Print str1 Debug.Print str2 Debug.Print str3 End Sub |
実行結果
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