日付時刻:日付時刻から情報取得( DatePart 関数 )
2015/08/26
DatePart 関数(日付・時刻の値から情報を取得)
【書式】
result = DatePart ( interval, date, [ firstdayofweek, firstweekofyear ] )
引数・戻り値
- interval ・・・ 調べたい情報に対応する「時刻・時間の単位」を表す文字列式を指定します(「時刻・時間単位の設定値表」を参照 )。
- date ・・・ 基準となる日付・時刻を指定します(内部処理形式 Date のバリアント型の値、もしくはリテラル文字列)。
- firstdayofweek ・・・ 週の始まりの曜日を表す定数を指定します。省略すると日曜日を指定したものとみなされます(「週の始まりの曜日を示す定数」を参照 )。
- firstweekofyear ・・・ 年度の第 1 週を表す定数を指定します。省略すると、1 月 1 日を含む週が第 1 週とみなされます(「年度の始まりを示す定数」を参照 )。
- result ・・・ 引数 date に対して、interval で指定した単位に対応するバリアント型(内部処理形式 Integer)の値。
時刻・時間単位の設定値表(interval に指定する値)
値 | 内容 | 備考 |
yyyy | 年 | |
q | 四半期 | |
m | 月 | |
y | 年間通算日 | 元旦から数えて何日か |
d | 日 | |
ww | 週日 | 年の始まりの週から数えて何週目か |
w | 週 | 週初めから数えて何番目か |
h | 時 | |
n | 分 | |
s | 秒 |
週の始まりの曜日を示す定数(firstdayofweek に指定する値)
値 | 定数 | 内容 |
0 | vbUseSystem | NLS(システムの各国対応)APIの設定値を使用 |
1 | vbSunday | 日曜日(規定値) |
2 | vbMonday | 月曜日 |
3 | vbTuesday | 火曜日 |
4 | vbWednesday | 水曜日 |
5 | vbThursday | 木曜日 |
6 | vbFriday | 金曜日 |
7 | vbSaturday | 土曜日 |
年度の始まりを示す定数(firstweekofyear に指定する値)
値 | 定数 | 内容 |
0 | vbUseSystem | NLS(システムの各国対応)APIの設定値を使用 |
1 | vbFirstJan1 | 1月1日を含む週を年度の第1週とする(規定値) |
2 | vbFirstFourDays | 7日のうち少なくとも4日が新年度に含まれる週を年度の第1週とする |
3 | vbFirstFullWeek | 全体が新年度に含まれる最初の週を年度の第1週とする |
DatePart 関数の使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 |
Sub Sample_DatePart() Dim myDate As Date Dim msg myDate = #4/20/2005 7:08:21 PM# msg = "元 日付 :" & myDate & Chr(13) & _ "yyyy(年) :" & DatePart("yyyy", myDate, 1, 4) & Chr(13) & _ "m(月) :" & DatePart("m", myDate, 1, 3) & Chr(13) & _ "d(日) :" & DatePart("d", myDate) & Chr(13) & _ "ww(週) :" & DatePart("ww", myDate) & Chr(13) & _ "y(年日) :" & DatePart("y", myDate) & Chr(13) & _ "w(週日) :" & DatePart("w", myDate) & Chr(13) & _ "q(四半期):" & DatePart("q", myDate) & Chr(13) & _ "h(時) :" & DatePart("h", myDate) & Chr(13) & _ "n(分) :" & DatePart("n", myDate) & Chr(13) & _ "s(秒) :" & DatePart("s", myDate) Debug.Print msg End Sub |
実行結果
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