ExcelWork.info

Excel(エクセル)のマクロ・VBA・関数・操作などのメモ

日付時刻:経過時間を取得( Timer 関数 )

   

Timer 関数の使い方


【書式】

result = Timer ()


【戻り値】

  • result  ・・・  当日午前 0 時から経過した秒数を表す単精度浮動小数点数型(Single)の値。


Timer 関数は、処理中に午前0時を超えた場合、値を「1日の総秒数を反転した値(-86,400 秒)」にリセットし、そこから経過秒数を加算していきます。さらに1日が経過し翌日の午前0時になると「 0 秒」となるので、日付をまたぐ場合は注意が必要です。
【対応策】
1.経過時間の差分の値の絶対値を Abs 関数等で算出して、その値で経過秒数を判定する。
2.「【参考】サンプルVBAソース2」のように、Timar 関数を使用しない。


Timer 関数の使用例

サンプルVBAソース


実行結果

Timer 関数 使用例


DoEvents 関数について
上記マクロ内には DoEvents というのがありますが、この「DoEvents関数」を使用することで、一時的に、他のアプリケーションが実行できるように Windows に制御を移すことが可能になります。
つまり、マクロを実行後、VBE 画面からマクロを停止することが可能になります。



【参考】サンプルVBAソース2



 - VBA基本 , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

DoEvents 関数 UserForm の設定
CPU に制御を移す(DoEvents 関数)

DoEvents 関数 DoEvents 関数を実行すると、CPU に制御を移し …

文字列:文字列を指定した形式に変換する(StrConv 関数)

StrConv 関数の使い方 【書式】 result = StrConv ( s …

式を評価し、結果(真・偽)に応じた式・値を返す(IIf 関数)

IIf 関数 の使い方 IIf(アイイフ)関数は、式を評価してその結果(真・偽) …

日付時刻:日付時刻データを計算( DateAdd 関数 )

DateAdd 関数(日付・時刻の値を加算・減算結果を取得) 【書式】 resu …

文字列:文字列の空白を削除(Trim 関数, LTrim関数, RTrim関数)

Trim 関数・LTrim 関数・RTrim 関数の使い方 【書式】 <先頭と末 …

文字列:指定した文字の文字コードを取得する(Asc 関数)

Asc 関数 【書式】 result = Asc ( string ) 引数・戻 …

RegExp オブジェクト Test メソッド
VBA で正規表現を使う(RegExp オブジェクトのメソッド)

RegExp オブジェクトのメソッド RegExp オブジェクトの詳細に関しては …

引数が省略されたかどうかをチェックする( IsMissing 関数 )

IsMissing 関数の使い方 【書式】 result = IsMissing …

対象のオブジェクトをクリアする(Clear メソッド)

Clear メソッド 対象となるオブジェクト全体をクリアします。Range オブ …

Choose 関数 例01
指定した数値に対応する選択肢の値・数式を返す(Choose 関数)

Choose 関数 の使い方 Choose 関数は、指定されたインデックス値(1 …