ExcelWork.info

Excel(エクセル)のマクロ・VBA・関数・操作などのメモ

指定した数値に対応する選択肢の値・数式を返す(Choose 関数)

   

Choose 関数 の使い方


Choose 関数は、指定されたインデックス値(1から利用可能な選択肢の数)に対応した値または数式を返します。

【書式】

result = Choose ( index, choice-1 [, choice-2, … , choice-n ] )


引数・戻り値

  • index  ・・・  採用するインデックス値(1から利用可能な選択肢の数までの範囲内の値)を指定します。
  • choice-1, choice-2, … , choice-n  ・・・  各選択肢には、式・値を指定します。
  • result  ・・・  引数 index が、i の場合、引数 choice-i の値(式)となります。


Choose 関数は、選択肢が1つだけ返されますが、評価はすべての選択肢に対して行われます。このため、評価すると 0 による除算エラーが発生する式が1つでも含まれている場合は、エラーとなります。

引数 index が、1未満の場合や、リストに含まれる選択肢の数を超える場合は、Choose 関数戻り値は Null 値になります。

引数 index が整数でない場合は、最も近い整数に丸められてから評価されます。



Choose 関数 の使用例

サンプルVBAソース


実行結果

Kuji = 1 ⇒「大吉」が表示される

Choose 関数 例01


実行結果

Kuji = 8 ⇒ 選択肢にないので、Choose 関数の戻り値は Null 値となる

Choose 関数 例02




 - VBA基本 , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

IsArray 関数 例
変数が配列かどうかをチェックする( IsArray 関数 )

IsArray 関数の使い方 【書式】 result = IsArray( va …

変数がEmpty 値かどうかをチェックする( IsEmpty 関数 )

IsEmpty 関数の使い方 【書式】 result = IsEmpty ( e …

no image
VBA の演算子(算術演算子)

算術演算子 算術演算を行うときに使用する演算子です。 ^(べき乗)、*(積)、/ …

IgnoreCase プロパティ
VBA で正規表現を使う(RegExp オブジェクトのプロパティ)

RegExp オブジェクトのプロパティ RegExp オブジェクトの詳細に関して …

no image
xlFileFormat 列挙型

xlFileFormat 列挙型 Workbook.SaveAs メソッド の引 …

RSet 関数・LSet 関数 例1
文字列:文字列変数の値を右詰めまたは左詰めにする(RSet ステートメント・LSet ステートメント)

RSet ステートメント・LSet ステートメント 【書式】 < RSet ステ …

IMEStatus 関数 例
IME の現在の状態を取得します(IMEStatus 関数)

IMEStatus 関数の使い方 【書式】 result = IMEStatus …

インプットボックスを表示する(InputBox関数・InputBoxメソッド)

「InputBox関数」と「InputBoxメソッド」の違い 「InputBox …

Dictionary オブジェクト 使用例1
連想配列(Dictionary オブジェクト)

連想配列 連想配列とは、添字(キー)に文字列を使用することができる配列です。 V …

ユーザー設定リスト
ユーザー設定リストを使って並べ替える(Sort)

VBAでリスト、テーブルを並べ替える(Sort) VBAで、ソートを行うには、S …