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VBA の演算子(文字連結演算子:& 演算子 + 演算子)

      2015/04/16

文字連結演算子

文字連結演算子は、文字列の連結を行うときに使用する演算子で、「&」または「+」を使用します。


& 演算子 の使い方

【書式】

result = exp1 & exp2


引数・戻り値の説明

  • exp1,exp2  ・・・  任意の式を指定します。
  • result  ・・・  任意の文字列型 (String) またはバリアント型 (Variant) の変数を指定します。

exp1exp2両方が文字列型の場合、演算結果 result文字列型になります。
exp1exp2両方または一方が文字列型以外の場合(Null 値を除く)は、バリアント型(内部処理形式が文字列型)になります。
exp1exp2両方が、Null 値の場合、演算結果 resultNull 値になります。
exp1exp2いずれかが、Null 値の場合、演算結果 result は、Null 値でないもう一方の値となります。
また、exp1exp2 が、Empty 値を持つ式の場合、長さ 0 の文字列として扱われます。



+ 演算子

【書式】

result = exp1 + exp2


項目の説明

  • exp1、exp2  ・・・  任意の式を指定します
  • result  ・・・  任意の数値変数を指定します。

+ 演算子を使用した場合、加算と文字列連結のどちらが行われるのかが分かりにくい場合があるので注意してください。




VBA 論理演算子の使用例

サンプルVBAソース


実行結果

文字列連結演算子使用例




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