セルが選択されているか確認する(TypeName 関数)
セルが選択されているか確認する方法と使用例
TypeName 関数の引数に、Selection を渡し、この時の戻り値が「Range」であればセルが選択されていることを示します。
戻り値が「Range」以外の場合は、セル以外のオブジェクトが選択されていることになります。( 例:図形を選択 ⇒「Rectangle」, テキストボックスを選択 ⇒「TextBox」など)
( ※ TypeName 関数 の使い方 )
If TypeName ( Selection ) = “Range” then
’セルが選択されている場合の処理
[ statements ]
Else
’セルが選択されていない場合の処理
[ statements ]
End If
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 |
Sub Sample_TypeName_Selection() If TypeName(Selection) = "Range" Then MsgBox ActiveCell.Value Else MsgBox "セルは選択されていません" End If End Sub |
実行結果
セルが選択されている場合
図形が選択されている場合
関連記事
-
-
任意のセルを含む行または列全体を参照(EntireRow プロパティ,EntireColumn プロパティ)
EntireRow プロパティ・EntireColumn プロパティ Entir …
-
-
オートフィルタ(抽出件数の取得・結果集計)AutoFilter メソッド
ワークシート関数の Subtotal 関数 の使い方 VBA には、オートフィル …
-
-
対象のセルが配列数式の一部かどうか(HasArray プロパティ)
HasArray プロパティ HasArray プロパティは、対象のセルが配列数 …
-
-
セル範囲を結合・結合を解除(MergeCells プロパティ)
MergeCells プロパティ MergeCells プロパティは、指定したセ …
-
-
VBA で、ワークシート関数を使用(WorksheetFunction プロパティ)
VBA で、ワークシと関数を使用 VBA から、ワークシート関数を呼び出す場合、 …
-
-
列名を取得、列番号を取得(Address プロパティ,Column プロパティ)
列番号を取得する セル番地(「A1」や「B3」)や列名(「A」「B」「C」 …
-
-
セルに値を設定する・セルの値を参照する(Value プロパティ)
Value プロパティ Value プロパティは、セルの値を取得したり、値を設定 …
-
-
入力規則(入力時メッセージの設定)Validation オブジェクト
入力規則の入力時メッセージを表示する Validation.ShowInput …
-
-
指定した条件に一致するセルを取得(SpecialCells メソッド)
SpecialCells メソッド SpecialCells メソッドは、指定し …
-
-
セル幅・高さの既定値(StandardHeight プロパティ・StandardWidth プロパティ)
StandardHeight プロパティ・StandardWidth プロパティ …