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印刷設定(ヘッダー・フッターに画像を設定)Graphic オブジェクト

      2015/10/19

Graphic オブジェクト

Graphic オブジェクト は、ヘッダーおよびフッターに画像を表示する際の画像ファイルの設定を行うオブジェクトです。Graphic オブジェクト を取得するには、CenterFooterPicture、CenterHeaderPicture、LeftFooterPicture、LeftHeaderPicture、RightFooterPicture、RightHeaderPicture の各プロパティを使用します。(詳細は、印刷設定(ヘッダーに画像を指定)印刷設定(フッターに画像を指定) を参照してください。)



Graphic オブジェクトの主なプロパティ


Filename プロパティ

ヘッダーやフッターに表示する画像ファイルのパス・ファイル名の取得および設定をします。文字列型(String)の値を使用します。

【書式】

<取得>
object.Filename

<設定>
object.Filename = string


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Graphic オブジェクト を指定します。
  • string  ・・・  ヘッダーまたはフッターに表示する画像ファイルのパスおよびファイル名を指定します。

FileName プロパティ にフォルダーが存在しないパスを指定した場合、エラーが発生します。


Height プロパティ

ヘッダーやフッターに表示する画像ファイルの高さをポイント単位で表す単精度浮動小数点型(Single)の値を取得および設定します。

【書式】

<取得>
object.Height

<設定>
object.Height = single


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Graphic オブジェクト を指定します。
  • string  ・・・  ヘッダーまたはフッターに表示する画像ファイルの高さをポイント単位で指定します。

Width プロパティ

ヘッダーやフッターに表示する画像ファイルの幅をポイント単位で表す単精度浮動小数点型(Single)の値を取得および設定します。

【書式】

<取得>
object.Width

<設定>
object.Width = single


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Graphic オブジェクト を指定します。
  • string  ・・・  ヘッダーまたはフッターに表示する画像ファイルの幅をポイント単位で指定します。

LockAspectRatio プロパティ

ヘッダーやフッターに表示する図形の高さと幅の比率を保持するかどうかをブール型(Boolean)の値で指定します。

【書式】

<取得>
object.LockAspectRatio

<設定>
object.LockAspectRatio = const


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Graphic オブジェクト を指定します。
  • const  ・・・  ヘッダーまたはフッターに表示する画像の比率を保持する場合は、True または msoTrue を指定します。画像の高さと幅を個別に変更したい場合は、False または msoFalse を指定します。msoTrue(値は -1)、msoFalse(値は 0 )は、MsoTriState 列挙型 の定数です。

LockAspectRatio プロパティTrue に設定した状態で、Width プロパティHeight プロパティ の両方を設定した場合、Height プロパティ の値が、画像の比率の基準となります。


ColorType プロパティ

ヘッダーやフッターに表示する図形の表示効果を設定します。指定できる効果は、グレースケール、白黒、ウォッシュアウト、自動(規定値)です。

【書式】

<取得>
object.ColorType

<設定>
object.ColorType = const


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Graphic オブジェクト を指定します。
  • const  ・・・  表示効果を表す MsoPictureColorType 列挙型 の定数またはその値を指定します。
    定数 内容
    msoPictureAutomatic 1 自動(既定値)
    msoPictureGrayscale 2 グレースケール変換
    msoPictureBlackAndWhite 3 白黒変換
    msoPictureWatermark 4 ウォッシュアウト(透かし変換)


Brightness プロパティ

ヘッダーやフッターに表示する図形の明るさ(明度)を表す値を指定します。単精度浮動小数点型(Single)の値を使用します。

【書式】

<取得>
object.Brightness

<設定>
object.Brightness = single


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Graphic オブジェクト を指定します。
  • single  ・・・  明度を表す値を指定します。指定できるのは、0.0(最小明度)~ 1.0(最大明度)の範囲内の単精度浮動小数点数型(Single)の値です。範囲外の値を指定するとエラーが発生します。

Contrast プロパティ

ヘッダーやフッターに表示する図形のコントラストを表す値を指定します。単精度浮動小数点型(Single)の値を使用します。

【書式】

<取得>
object.Contrast

<設定>
object.Contrast = single


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Graphic オブジェクト を指定します。
  • Contrast  ・・・  コントラストを表す値を指定します。指定できるのは、0.0(最小コントラスト)~ 1.0(最大コントラスト)の範囲内の単精度浮動小数点数型(Single)の値です。範囲外の値を指定するとエラーが発生します。

CropTop, CropBottom, CropLeft, CropRight プロパティ

これらのプロパティを使って、図形のトリミング範囲を指定します。

【書式】

<取得>
object.CropTop
object.CropBottom
object.CropLeft
object.CropRight

<設定>
object.CropTop = t_single
object.CropBottom = b_single
object.CropLeft = l_single
object.CropRight = r_single


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Graphic オブジェクト を指定します。
  • t_single  ・・・  上端からのトリミングする値をポイント単位で指定します。
  • b_single  ・・・  下端からのトリミングする値をポイント単位で指定します。
  • l_single  ・・・  左端からのトリミングする値をポイント単位で指定します。
  • r_single  ・・・  右端からのトリミングする値をポイント単位で指定します。


pt(ポイント)単位ではなく、cm(センチメートル)や inch(インチ)単位で指定する場合は、Application.CentimetersToPoints メソッドApplication.InchesToPoints メソッド を使用します(ポイント単位の値に変換 を参照)。


ヘッダー・フッターの図形設定



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