オートフィルタの設定と解除(AutoFilter メソッド)
2015/09/07
AutoFilter メソッド
オートフィルタを設定する場合、AutoFilter メソッド を実行します。対象とする Range オブジェクト は、表全体を指定する必要はなく、表内にあるセルであれば問題ありません。
AutoFilter メソッド に、引数を指定することでデータを絞り込んだり、表示されている矢印を非表示にしたりできます。(引数なしで実行した場合、指定したセル範囲でのオートフィルターのドロップダウン矢印を表示します。)
すでにオートフィルターが設定されている状態で、AutoFilter メソッド を引数なしで実行した場合、オートフィルターは解除されます。このとき対象とする Range オブジェクト は、シート上のどのセルを指定しても解除されます。
object.AutoFilter
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Range オブジェクトを指定します。
引数を指定することで、データの絞り込みができます。詳細については、オートフィルター(AutoFilter メソッド) を参照してください。
オートフィルタの設定・解除 例
サンプルVBAソース
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Sub Sample01_AutoFilter() 'オートフィルターの設定(すでに設定されている場合は解除) ActiveCell.AutoFilter End Sub |
実行結果
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