セルのロック（Locked プロパティ）
2016/01/12
セルのロック（Locked プロパティ）
Locked プロパティで、セルのロック状態の設定を行うことができます。指定したセル範囲の Locked プロパティを True にした状態で、シートを保護した場合、そのセル範囲にデータを入力することができなくなります。
デフォルトで、すべてのセルの Locked プロパティは、True に設定されているので、通常、このプロパティを使用するときは、入力を許可したいセル範囲の Locked プロパティを False に設定してからシートに保護をかけます。
※ シートの保護に関しては、シートを保護・保護したシートを解除する（Protect メソッド・Unprotect メソッド） を参照してください。
＜取得＞
object.Locked
＜設定＞
object.Locked = boolean
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Application オブジェクトを指定します。
- boolean ・・・ True を指定するとオブジェクトがロックされ、False を指定するとロックが解除されます。False の場合、シートが保護されていてもオブジェクトは変更することが可能です。
Locked プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_Locked() Dim w As Worksheet Set w = ActiveSheet 'セル範囲「A1:B2」のロックを解除 Range("A1:B2").Locked = False 'ワークシートを保護 w.Protect End Sub |
実行結果
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