Join 関数(配列の要素を結合)
Join 関数
1次元配列の各要素を指定した区切り文字で連結します。
myString = Join ( SourceArray [, Delimiter ] )
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Application オブジェクトを指定します。
- SourceArray ・・・ 結合したい文字列を含む1次元配列を指定します。
- Delimiter ・・・ 上記配列の値(文字列)を結合する部分に使用する文字列を指定します。省略した場合は、””(空白文字)が使用されます。
- myString ・・・ 引数 SourceArray に指定した配列の各値(文字列)を引数 Delimiter で指定した文字列で連結します。
文字列を指定した区切り文字で分割し、1次元配列を作成するには、Split 関数 を使用します。
引数 SourceArray に、文字列型(String)の配列、バリアント型(Variant)の配列以外の配列を指定するとエラーが発生します。
Split 関数 使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 |
Sub Sample_join() Dim myArr(3) As String Dim myString As String myArr(0) = "あいうえお" myArr(1) = "12345" myArr(2) = "ABCDE" myArr(3) = "アイウエオ" myString = Join(myArr, vbCrLf) MsgBox myString End Sub |
実行結果
関連記事
-
文字列:文字列を検索してその最初の文字位置を返す(InStr 関数,InStrB 関数)
InStr 関数・InStrB 関数の使い方 【書式】 result = { I …
-
文字列:文字列の指定した位置から指定文字数取得(Mid 関数,MidB 関数)
Mid 関数・MidB 関数 の使い方 【書式】 result_mid = Mi …
-
カレントフォルダ(CurDir 関数、ChDir ステートメント、ChDrive ステートメント)
カレントフォルダ カレントフォルダとは、ブックを開いたり保存するときに既定で参照 …
-
変数がNull 値かどうかをチェックする( IsNull 関数 )
IsNull 関数の使い方 【書式】 result = IsNull ( exp …
-
引数が省略されたかどうかをチェックする( IsMissing 関数 )
IsMissing 関数の使い方 【書式】 result = IsMissing …
-
VBA の演算子(論理演算子:And、Eqv、Imp、Not、Or、Xor)
論理演算子 論理演算を行うときに使用する演算子で、以下の 6 種類があります。 …
-
文字列:文字列を指定した形式に変換する(StrConv 関数)
StrConv 関数の使い方 【書式】 result = StrConv ( s …
-
文字列:アルファベットを小文字または大文字に変換(LCase 関数,UCase 関数)
LCase 関数・UCase 関数 の使い方 【書式】 <アルファベットの大文字 …
-
色の設定(ColorIndex プロパティ・Colors プロパティ)
ColorIndex プロパティ ColorIndex プロパティは、指定したオ …
-
日付時刻:現在の日付・時刻を取得・設定(Now、Date、Time)
現在の日付・時刻を取得・設定 現在の日付・時刻を取得(Now 関数、Date 関 …