配列の要素数を取得する(UBound 関数・LBound 関数)
UBound 関数・LBound 関数
【書式】
result = UBound ( array_name [, dimension ] )
result = LBound ( array_name [, dimension ] )
【引数・戻り値】
- array_name ・・・ 添字の最大値(最小値)を調べる対象となる配列の変数名
- dimension ・・・ 添字の最大値(最小値)を調べる対象となる配列の次元を示す整数を指定します。最初の次元なら 1、2 番目の次元なら 2、というように指定します(省略可 ⇒ 1 が指定されたものと見なされます)。
- result(UBound) ・・・ 配列の指定された次元での添字(インデックス番号)の最大値を、長整数型 (Long) の値で返します。
- result(LBound) ・・・ 配列の指定された次元での添字(インデックス番号)の最小値を、長整数型 (Long) の値で返します。
UBound 関数・LBound 関数の使用例
VBAソース(例1)
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Sub sample_array01() Dim strArray(6) As String Dim intArray(1 To 100) As Integer Dim lngArray(5, 0 To 3, 1 To 3) As Long MsgBox "strArray:最小値 = " & LBound(strArray) & " 最大値 = " & UBound(strArray) & Chr(13) & _ "intArray:最小値 = " & LBound(intArray, 1) & " 最大値 = " & UBound(intArray, 1) & Chr(13) & _ "lngArray:最小値 = " & LBound(lngArray, 1) & " 最大値 = " & UBound(lngArray, 1) & Chr(13) & _ "lngArray:最小値 = " & LBound(lngArray, 2) & " 最大値 = " & UBound(lngArray, 2) & Chr(13) & _ "lngArray:最小値 = " & LBound(lngArray, 3) & " 最大値 = " & UBound(lngArray, 3) & Chr(13) End Sub |
実行結果
VBAソース(例2)
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Sub sample_array02() Dim valArray valArray = Array("日", "月", "火", "水", "木", "金", "土") MsgBox "最小値:" & LBound(valArray) & Chr(13) & _ "最大値:" & UBound(valArray) End Sub |
実行結果
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