列名を取得、列番号を取得(Address プロパティ,Column プロパティ)
列番号を取得する
セル番地(「A1」や「B3」)や列名(「A」「B」「C」… )から列番号を取得するするには、Column プロパティ を利用します。
columnnumber = object.Column
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Range オブジェクトを指定します。セル範囲を指定した場合、左上端のセルを参照します。
- columnnumber ・・・ 列の番号を表す長整数型(Long)の値。
Column プロパティ に関しては、セルの行番号または列番号を取得 を参照してください。
列名を取得する
列番号から列名を取得する関数やプロパティはありませんが、Address プロパティ と Split 関数 を組み合わせて利用すると取得することができます。
columnname = Split ( Cells( [ rownumber ], columnnumber ).Address, “$” )(1)
引数・戻り値
- rownumber ・・・ 行の番号を表す長整数型(Long)の値を指定します。(省略可)
- columnnumber ・・・ 列の番号を表す長整数型(Long)の値を指定します。
- columnname ・・・ 列名を表す文字列型(String)の値。
Address プロパティ に関しては、セルのアドレスを確認(Address プロパティ) を参照してください。
Split 関数 に関しては、Split 関数(文字列型の一次配列を作成) を参照してください。
列名を取得、列番号を取得 使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
Sub Sample_GetColumn() Dim str As String '「AAA 列」の列番号を取得 str = "「AAA 列」:" & Range("AAA:AAA").Column & Chr(13) '「50列目」の列名を取得 str = str & "「50列目」:" & Split(Cells(, 50).Address, "$")(1) MsgBox str End Sub |
実行結果
関連記事
-
セルのアドレスを確認(Address プロパティ)
Address プロパティ Address プロパティ・AddressLocal …
-
A1参照形式、R1C1参照形式の設定・取得(ReferenceStyle プロパティ)
ReferenceStyle プロパティ ReferenceStyle プロパテ …
-
オートフィルタ(日付フィルタ)AutoFilter メソッド
日付フィルタを使用してレコードを抽出する Excel 2007 から「日付フィル …
-
オートフィルタ(抽出条件で使用できる演算子・記号)AutoFilter メソッド
AutoFilter メソッド 【書式】 object.AutoFilter ( …
-
使用中のセル範囲を取得(CurrentRegion プロパティ)
CurrentRegion プロパティ CurrentRegion プロパティは …
-
行の高さを取得・設定・する(RowHeight プロパティ)
RowHeight プロパティ RowHeight プロパティは、対象セルの高さ …
-
2つ以上のセル範囲を1つにまとめて参照(Union メソッド)
Union メソッド Union メソッドは、2つ以上のセル範囲を1つにまとめて …
-
セルの値を置換(Replace メソッド)
Replace メソッド 任意のセル範囲内から特定の値を一括して置換します。Fi …
-
対象のセル・セル範囲に数式があるかどうか調べる(HasFormula プロパティ)
HasFormula プロパティ HasFormula プロパティは、対象のセル …
-
行・列の表示・非表示(Hidden プロパティ)
Hidden プロパティ Hidden プロパティに True を設定することで …
- PREV
- 画面の更新を停止(ScreenUpdating プロパティ)
- NEXT
- 文字列:定数(改行・タブ)