ExcelWork.info

Excel(エクセル)のマクロ・VBA・関数・操作などのメモ

セルを参照する(Range プロパティ)

   

Range プロパティ

任意のセルにアクセスするには Range プロパティを使用します。
戻り値は、セル範囲を表すRange オブジェクトです。


【書式】

Object.Range ( cell )

Object.Range ( cell1, cell2 )


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる ApplicationWorksheetRange オブジェクト。省略するとアクティブなシートの Range プロパティとみなされます。
  • cell  ・・・  セル番地(「A1」セルの場合 Range(“A1”) 、セル範囲「A1:C3」の場合 Range(“A1:C3”) 等)を指定します。また、名前付き範囲を使用している場合は、その名前を表す文字列を指定します。
  • cell1、cell2  ・・・  cell1cell2 で囲まれた範囲を指定します。cell1cell2 には、セル番地名前付き範囲(上記 cell を参照)のほか、単一のセル、列全体、または行全体を含む Range オブジェクトを指定します。
    (例1)「A1」から「C2」までの範囲の場合
       Range(“A1″,”C2”)
       Range( Range(“A1”), Range(“C2”) )
       Range( Cells(1,1), Cells(2,3) )
    (例2)「B」列「C」列を指定した場合
       Range( Columns(“B:B”), Columns(“C:C”) )


Range プロパティ の使用例

サンプルVBAソース


実行結果

上記サンプル実行前

Range プロパティ 例01

実行後

Range プロパティ 例02




 - セルの操作 , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

セルの幅・高さの自動調整(AutoFit メソッド)

AutoFit メソッド AutoFit メソッドは、指定したセル・セル範囲(R …

入力規則(Validation オブジェクト)

Validation オブジェクト セル範囲に入力できる値を制限するには 入力規 …

オートフィルタ(日付・時刻のグループ化)AutoFilter メソッド

グループ化された日付や時刻で、レコードを抽出する Excel 2007 から日付 …

FormulaHidden プロパティ 例1
数式を非表示にする(FormulaHidden プロパティ)

FormulaHidden プロパティ 数式が入力されたセルを選択するとその数式 …

対象のセルを直接参照しているセル全てを取得(DirectDependents プロパティ)

DirectDependents プロパティ DirectDependents …

セル・セル範囲を切り取る(Cut メソッド)

Cut メソッド Cut メソッドは、指定したセル範囲を切り取り、引数に指定した …

別シートのセルを選択(Goto メソッド / PreviousSelections プロパティ)

Goto メソッド 次の例のように、1 行で、Activate メソッド や S …

使用中のセル範囲を取得(UsedRange プロパティ)

UsedRange プロパティ UsedRange プロパティは、指定したワーク …

入力規則(他セルや数式を利用して許容値を設定)Validation オブジェクト

他のセルや数式を利用して許容値を設定する 入力規則(その5) での設定を、マクロ …

オートフィルタ(矢印を非表示にする)AutoFilter メソッド

AutoFilter メソッド 【書式】 object.AutoFilter ( …