指定した行数・列数移動したセル・セル範囲を参照(Offset プロパティ)
Offset プロパティ
Offset プロパティは、基準となるセル・セル範囲から指定した行数・列数分移動したセル・セル範囲を取得します。
戻り値は、セル範囲を表す Range オブジェクトです。
【書式】
Object.Offset ( rowoffset, coloffset )
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Range オブジェクト。
- rowoffset ・・・ オフセットする範囲の行数(正、負、または 0)を指定します。正の値は下方向、負の値は上方向のオフセットを表します。既定値は 0 です。
- coloffset ・・・ オフセットする範囲の列数(正、負、または 0)を指定します。正の値は右方向、負の値は左方向のオフセットを表します。既定値は 0 です。
Offset プロパティの使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_Offset() '基準「A1:H1」オフセット「0,0」→「A1:H1」 Range("A1:H1").Offset.Font.Bold = True '基準「A1:H1」オフセット「11,0」→「A12:H12」 Range("A1:H1").Offset(11, 0).Font.Italic = True '基準「A2:A11」オフセット「0,6」→「G2:G11」 Range("A2:A11").Offset(0, 6).Font.Color = vbRed '基準「A1」オフセット「11,0」→「F4」(45 → 100) Range("A1").Offset(3, 5).Value = 100 '基準「C5」オフセット「-4,-1」→「B1」(国語 → 古文) Range("C5").Offset(-4, -1).Value = "古文" '基準「B4:D6」オフセット「-1,2」→「D3:F5」 Range("B4:D6").Offset(-1, 2).Select End Sub |
実行結果
実行前
実行後
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