ExcelWork.info

Excel(エクセル)のマクロ・VBA・関数・操作などのメモ

数式を設定・取得する(Formula プロパティ・FormulaR1C1 プロパティ)

   

Formula プロパティ(FormulaR1C1 プロパティ)

Formula プロパティは、A1形式で、数式を取得・設定します。
FormulaR1C1 プロパティは、R1C1形式で、数式を取得・設定します。


【書式】

<取得>
result = Object.Formula

result = Object.FormulaR1C1

<設定>
Object.Formula = objform

Object.FormulaR1C1 = objformr1c1


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となるRange オブジェクト
  • objform  ・・・  A1形式による数式を表す文字列を指定
  • objformr1c1  ・・・  R1C1形式による数式を表す文字列を指定
  • result  ・・・  取得した数式を表す文字列や値


セルに数式が入力されているときは、等号(=)を含む文字列として返します。
また、セルに定数が入力されているときは、その定数を返し、セルが空のときは空の文字列を返します。

セルの値または数式に日付を設定するときに書式が設定しなかった場合、数値書式は標準の日付の短い形式になります。

対象セル範囲が 1 次元または 2 次元のセル範囲のときは、同じ次元を持つ Visual Basic の配列から各セルの数式を設定できます。同様に、各セルの数式を Visual Basic の配列に代入することもできます。

セル範囲に数式を設定すると、範囲内のすべてのセルにその数式が入ります。

セルの中の値をユーザーが使っている言語で取得・設定するには、FormulaLocal プロパティまたは、FormulaR1C1Local プロパティを使用します。




Formula プロパティ・FormulaR1C1 プロパティの使用例

サンプルVBAソース


実行結果

サンプルVBAソース実行前

Formula プロパティ・FormulaR1C1 プロパティ 例1

実行後

Formula プロパティ・FormulaR1C1 プロパティ 例2




 - セルの操作 , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

使用中のセル範囲を取得(CurrentRegion プロパティ)

CurrentRegion プロパティ CurrentRegion プロパティは …

Stop
入力規則(リストで制限する)Validation.Add メソッド

ドロップダウンリストで入力値を制限 Validation.Add メソッド(また …

セルを参照する(Cells プロパティ)

Cells プロパティ Cells プロパティは、ワークシートの行番号と列番号を …

セル内の編集を禁止する(EditDirectlyInCell プロパティ)

EditDirectlyInCell プロパティ エクセルでは、セルをダブルクリ …

オートフィルタ(日付・時刻のグループ化)AutoFilter メソッド

グループ化された日付や時刻で、レコードを抽出する Excel 2007 から日付 …

グラデーション(Pattern プロパティ・Gradient プロパティ)

セルの背景ににグラデーションを設定する Pattern プロパティを使用するとセ …

オートフィルタ(抽出条件で使用できる演算子・記号)AutoFilter メソッド

AutoFilter メソッド 【書式】 object.AutoFilter ( …

文字列の横位置を取得・設定する(HorizontalAlignment プロパティ)

HorizontalAlignment プロパティ HorizontalAlig …

セルが結合セルの一部である場合、その結合セルの範囲を取得(MergeArea プロパティ)

MergeArea プロパティ MergeArea プロパティは、指定したセルが …

セルが選択されているか確認する(TypeName 関数)

セルが選択されているか確認する方法と使用例 TypeName 関数の引数に、Se …