入力規則(入力時メッセージの設定)Validation オブジェクト
入力規則の入力時メッセージを表示する
Validation.ShowInput プロパティ を True に設定すると、入力規則が設定されているセルをアクティブにした時、入力時メッセージを表示することができます。
object.ShowInput = boolean
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Validation オブジェクトを指定します。
- boolean ・・・ 入力時メッセージをブール型(Boolean)の値(True :表示、False:非表示)で、指定します。
入力規則の入力時メッセージのタイトルを設定する
Validation.InputTitle プロパティ で、入力時メッセージのタイトルを設定することができます。
object.InputTitle = string
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Validation オブジェクトを指定します。
- string ・・・ 入力時メッセージのタイトルを文字列型(String)の値で、指定します。
入力規則の入力時メッセージを設定する
Validation.InputMessage プロパティ で、入力時メッセージを設定することができます。
object.InputMessage = string
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Validation オブジェクトを指定します。
- string ・・・ 入力時メッセージを文字列型(String)の値で、指定します。
入力規則(入力時メッセージ)使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample03_Validation() With Range("B2").Validation '入力規則を削除 .Delete '入力規則の設定 'エラーメッセージのスタイルは「停止」 .Add Type:=xlValidateDate, _ Formula1:="2015/1/1", _ Operator:=xlLessEqual, _ AlertStyle:=xlValidAlertStop .InputTitle = "日付入力" .InputMessage = "今日より前の日付を入力してください!" .ShowInput = True End With End Sub |
実行結果
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