ExcelWork.info

Excel(エクセル)のマクロ・VBA・関数・操作などのメモ

CSVファイルに接続(ADO)

   

ADOでCSVファイルに接続

ADO を使用してCSVファイルを読み込みます。CSVファイルをデータベースのテーブルとみなし、SQL文を使うことが出来ます。


【接続文字列】

<ConnectionString(ADO)に設定する文字列>
Provider = Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;
Data Source = DBFileName;
Extended Properties = EXProperties;


引数・戻り値

  • DBFileName  ・・・  対象となるCSVファイルのパスを指定します。(※ファイル名は不要です。また、パスの最後には「\」が必要です。)
  • EXProperties  ・・・  3つのプロパティ値を指定します。各プロパティ値は「;(セミコロン)」で区切ります。全体を「”」で括ります。
    (例)Extended Properties = “Text;HDR=Yes;FMT=Delimited”

Extended Properties に指定する各プロパティ値について
Text は、データベースの種類を表しています(テキストファイル)。
HDR は、CSVファイルの1行目をフィールド名として扱うかどうかを指定します。No を指定した場合、フィールド名は、F1、F2、F3 のように F[列番号] で表示されます。
FMT は、ファイルのフォーマットを指定します。CSVファイルの場合、Delimited を指定します。

CSVファイル名は、テーブル名として扱います。
(例)Select * from [CSVファイル名];



CSVファイルへ接続する例

サンプルVBAソース


実行結果

CSVフィアルに接続(ADO)



 - データベース , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

データベース(SQLServer)接続
データベース(SQL Server)に接続する(ADO)

データベース(SQL Server)に接続 ODBC または OLE DB で接 …

Parameters.Refresh エラー
クエリにパラメータを渡して結果を取得する(ADO)Command オブジェクト・Execute メソッド

クエリにパラメータを渡して結果を取得する手順 Command オブジェクトの作成 …

トランザクション01
トランザクション(ADO)BeginTrans、CommitTrans、RollbackTrans

ADO でのトランザクション処理 【書式】 Sub Sample_Transac …

Delete メソッド(ADO)
レコードの削除(ADO)Delete メソッド

データベースのレコードを削除する Delete メソッド カレントレコードを削除 …

RecordCount プロパティ(ADO)
Recordset オブジェクト内のレコード数(ADO)RecordCount プロパティ

RecordCount プロパティ Recordset オブジェクトのレコード数 …

Sort プロパティ(ADO)
レコードを並べ替える(ADO)Sort プロパティ

データベースのレコードを並べ替える Sort プロパティ 【書式】 object …

ADO Fields コレクション
フィールド名(ADO)Fields コレクション

Fields コレクション Recordset オブジェクト内の1つ以上の列(フ …

ado Field オブジェクト
フィールド名(ADO)Field オブジェクト

Field オブジェクト Recordset オブジェクト内の列(フィールド)を …

BOF プロパティ・EOF プロパティ
BOF プロパティ・EOF プロパティ(ADO)

EOF プロパティ・BOF プロパティ BOF プロパティは、カレントレコードの …

DB Class Excel へ接続
Excel VBA のクラスを使ってデータベースへ接続する(ADO)

データベースの処理をクラスモジュールに書く ExcelVBAで、クラス使用する方 …