文字列:文字列の指定した位置から指定文字数取得(Mid 関数,MidB 関数)
Mid 関数・MidB 関数 の使い方
result_mid = Mid ( string, start, length )
result_midb = MidB ( string, start, length )
引数・戻り値
- string ・・・ 任意の文字列・文字列式を指定します。
- start ・・・ 文字を取得する開始位置(1 以上の整数値)を指定します。
- length ・・・ 取得する文字の長さ(0 以上の整数値)を指定します。(省略可)
- result_mid ・・・ 引数 string の左から start 文字目から length文字分を取得した文字列(文字列型:String)。
- result_midb ・・・ 引数 string の左から start バイト目から lengthバイト分を取得した文字列(文字列型:String)。
引数 string が、Null 値 を含む場合は、Null 値 を返します
引数 length に、0 を指定した場合は、長さ 0 の文字列 (“”) を返します。また、string の文字数以上の値を指定した場合や省略した場合は、string 全体を返します。
Mid 関数・MidB 関数 の使用例
サンプルVBAソース
|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 |
Sub Sample_Mid() Dim myStr As String myStr = "Hello! World. こんにちは!" Debug.Print Mid(myStr, 15, 6) '左から15文字目から6文字取得 Debug.Print MidB(myStr, 15, 6) '左から15バイト目から6バイト取得 Debug.Print Mid(myStr, 1, 13) '左から1文字目から13文字取得 Debug.Print MidB(myStr, 1, 13) '左から1バイト目から13バイト取得 Debug.Print Mid(myStr, 1) '左から1文字目からそれ以降のすべての文字を取得(文字数は省略) Debug.Print MidB(myStr, 1) '左から1バイト目からそれ以降のすべての文字を取得(バイト数は省略) End Sub |
実行結果
関連記事
-
-
ショートカットメニュー(CommandBar オブジェクト)
ショートカットメニュー(コンテキストメニュー) 右クリックで表示されるメニューの …
-
-
文字列:文字列を指定した形式に変換する(StrConv 関数)
StrConv 関数の使い方 【書式】 result = StrConv ( s …
-
-
メッセージボックスを表示(MsgBox関数)
MsgBox関数 【書式】 result = MsgBox ( Prompt [ …
-
-
乱数ジェネレータを初期化 (乱数系列を再設定) する(Randomize ステートメント)
Randomize ステートメントの使い方 Rnd 関数 を使用する前に使用しま …
-
-
文字列:定数(改行・タブ)
改行・タブの定数 これらの定数は、使用前に定義する必要はありません。コード中のど …
-
-
配列(宣言・要素数の変更について)
配列の宣言 【書式】※ 配列の宣言 <Type 型の静的配列(固定長配列)の宣言 …
-
-
日付時刻:日付時刻データを計算( DateAdd 関数 )
DateAdd 関数(日付・時刻の値を加算・減算結果を取得) 【書式】 resu …
-
-
コレクション(Collection)オブジェクト「連想配列」
コレクション(Collection)オブジェクトの使い方 【書式】 Dim my …
-
-
四捨五入・切り上げ・切り捨て・丸め(Round 関数 他)
Round 関数(丸め)の使い方 【書式】 value = Round ( ex …
-
-
列挙型変数(Enum ステートメント)
列挙型変数を使う 列挙型変数を使用するには、Enum ステートメントを使って、宣 …
