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行・列の表示・非表示(Hidden プロパティ)

   

Hidden プロパティ

Hidden プロパティTrue を設定することで、行または列(Range オブジェクト)を非表示にします。また、Falese を設定すると、再表示させることができます。

【書式】

<取得>
result = Object.Hidden

<設定>
Object.Hidden = boolean

引数・戻り値

  • object  ・・・  行または列の集合となる Range オブジェクトを指定します。
    Rows プロパティColumns プロパティ任意のセル範囲に対する EntireRow プロパティ 任意のセル範囲に対する EntireColumn プロパティ
  • result  ・・・  非表示の場合、True、非表示でない場合、False

Rows プロパティまたは、Columns プロパティに引数を指定せずに取得したセル範囲に対して、Hidden プロパティの値を False に設定することで、非表示にされているセル範囲をすべて再表示することができます。(フィルターの結果によって非表示になっているセル範囲は除きます)

非表示の行または列があるかを確認する場合、1行毎または1列毎に確認します。

フィルターの結果によって非表示になっているセル範囲に対して、Hidden プロパティFalse を設定しても再表示することはできませんが、Hidden プロパティ値を取得することは可能です(フィルターで非表示になっている場合も True を返します)。



Hidden プロパティ 使用例

サンプルVBAソース


実行結果

サンプルVBA 実行前

Hidden プロパティ 例01

実行

Hidden プロパティ 例02


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