指定したセルへ移動(Goto メソッド)
2015/12/19
指定したセルへ移動
指定したシートの指定したセルへジャンプするには、Goto メソッドを使用します。
【書式】
object.Goto ( reference, scroll )
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Application オブジェクトを指定します。
- reference ・・・ 移動先を Range オブジェクト、R1C1 形式のセル参照文字列 等で指定します。この引数を省略すると、移動先は、直前に Goto メソッドを使ったときのセル範囲になります。
- scroll ・・・ True を指定すると、移動先のセル範囲の左上端がウィンドウの左上端に表示されるようにウィンドウをスクロールします。False を指定するとウィンドウをスクロールしません。既定値は、False です。
Application を省略して使用すると、Goto ステートメントと認識されてしまい、エラーが発生します。
- object ・・・ 対象となる Application オブジェクトを指定します。
- reference ・・・ 移動先を Range オブジェクト、R1C1 形式のセル参照文字列 等で指定します。この引数を省略すると、移動先は、直前に Goto メソッドを使ったときのセル範囲になります。
- scroll ・・・ True を指定すると、移動先のセル範囲の左上端がウィンドウの左上端に表示されるようにウィンドウをスクロールします。False を指定するとウィンドウをスクロールしません。既定値は、False です。
Application を省略して使用すると、Goto ステートメントと認識されてしまい、エラーが発生します。
Goto メソッド 使用例
サンプルVBAソース
|
1 2 3 4 5 6 7 |
Sub Sample_GotoM() Application.Goto Worksheets("Sheet2").Range("C100"), True End Sub |
実行結果
関連記事
-
-
連続データを入力する(AutoFill メソッド)
AutoFill メソッド Excel で、連続するデータを入力する「オートフィ …
-
-
オートフィルタ(抽出条件で使用できる演算子・記号)AutoFilter メソッド
AutoFilter メソッド 【書式】 object.AutoFilter ( …
-
-
セルの値を置換・書式設定(Replace メソッド,ReplaceFormat プロパティ)
セルの値の置換と書式設定 検索条件に一致するセルの書式を設定するには、まず、Ap …
-
-
フリガナの設定(Characters プロパティ,PhoneticCharacters メソッド)
Characters プロパティ Characters プロパティは、文字範囲を …
-
-
使用中のセル範囲を取得(CurrentRegion プロパティ)
CurrentRegion プロパティ CurrentRegion プロパティは …
-
-
任意のセルを含む行または列全体を参照(EntireRow プロパティ,EntireColumn プロパティ)
EntireRow プロパティ・EntireColumn プロパティ Entir …
-
-
セル内部を参照(Interior プロパティ)
Interior プロパティ Interior プロパティで、セルの内部を参照し …
-
-
対象のセル・セル範囲に数式があるかどうか調べる(HasFormula プロパティ)
HasFormula プロパティ HasFormula プロパティは、対象のセル …
-
-
セル・セル範囲に名前を定義・削除(Name プロパティ・Names コレクション)
セル・セル範囲に名前を定義(Name プロパティ) Range オブジェクトのN …
-
-
オートフィルタ(日付・時刻のグループ化)AutoFilter メソッド
グループ化された日付や時刻で、レコードを抽出する Excel 2007 から日付 …
