指定した数値を文字列に変換する(Str 関数)
Str 関数 の使い方
Str 関数は、数値・数式を文字列に変換して返す関数です。
result = Str ( expression )
引数・戻り値
- expression ・・・ 任意の・数値数式を指定します。
- result ・・・ 引数 expression の値を文字列で表した値(数字)。
戻り値 result が正数の場合、その先頭に「スペース」が挿入されます(このスペースは、+(プラス記号)を意味します)。
引数 expression が、Null 値の場合は、Null 値 を返します。
引数 expression が、Empty 値の場合は、0 を返します。
Str 関数 の使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_Str() Debug.Print Str(-235) 'マイナス値(先頭にスペースは付かない) Debug.Print Str(123) 'プラス値(先頭にスペースは付く) Debug.Print Str(55.87) '小数点を含む数値 Debug.Print Str(70 / 25) '除算 Debug.Print Str(3 * 100 + 20.5) '演算 Debug.Print Str(Now()) '現在の日付 Debug.Print Str(Null) 'Null 値 Debug.Print Str(Empty) 'Empty 値 End Sub |
実行結果
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