FileDialog オブジェクトを取得する(FileDialog プロパティ)
2016/03/09
FileDialog プロパティ
FileDialog オブジェクト を取得します。引数に、ダイアログボックスの種類を表す MsoFileDialogType 列挙型 の定数を指定します。
実際にダイアログボックスを表示したり、指定したファイルを開いたりするには、FileDialog オブジェクト の Show メソッド や Execute メソッド を使用します。
FileDialog オブジェクト に関する詳細は、「ファイル」のダイアログボックスを表示(FileDialog オブジェクト) を参照して下さい。
object.FileDialog ( filedialogtype )
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Application オブジェクトを指定します。
- filedialogtype ・・・ ダイアログボックスの種類を表す MsoFileDialogType 列挙型の定数またはその値を指定します。
定数 値 内容 msoFileDialogOpen 1 「ファイルを開く」ダイアログボックス msoFileDialogSaveAs 2 「名前を付けて保存」ダイアログボックス msoFileDialogFilePicker 3 「参照」ダイアログボックス(ファイルを選択) msoFileDialogFolderPicker 4 「参照」ダイアログボックス(フォルダを選択)
FileDialog プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 |
Sub Sample_FileDialogProperty() With Application.FileDialog(msoFileDialogOpen) .Filters.Clear .Filters.Add Description:="Excel ファイル", _ Extensions:="*.xlsx, *.xlsm" If .Show = -1 Then .Execute End With End Sub |
実行結果
Sample_FileDialogProperty を実行
「test.xlsx」を選択して「開く」をクリック
関連記事
-
フルパスからファイル名、パスを取得する
フルパスからファイル名のみを取得する フルパスからファイル名を取得するには、Di …
-
組み込みダイアログボックスの引数一覧
組み込みダイアログボックスの引数一覧 Excel の組み込みダイアログボックスを …
-
ファイルのタイムスタンプを取得(FileDateTime 関数)
ファイルのタイムスタンプを取得 ファイルのタイムスタンプを取得するには、File …
-
テキストファイル:データを書き込む(Print # ステートメント)
Print # ステートメント Open ステートメント をシーケンシャル出力モ …
-
テキストファイル:データを書き込む(Write # ステートメント)
Write # ステートメント Open ステートメント をシーケンシャル出力モ …
-
テキストファイル:データを読み込む(Get ステートメント)
Get ステートメント Open ステートメント をランダムアクセスモード(Ra …
-
テキストファイル(Open ステートメント・Close ステートメント)
新規ブックを開かずにテキストファイルを開く OpenText ステートメント を …
-
ファイルを削除(Kill ステートメント)
ファイルを削除する ファイルを削除するには、Kill ステートメント を使用しま …
-
開いているファイルの読み取り位置または書き込み位置を設定(Seek ステートメント)
Seek ステートメント Open ステートメント で開いているファイルで、次に …
-
ディレクトリまたはフォルダの削除(RmDir ステートメント)
ディレクトリまたはフォルダの削除 ディレクトリまたはフォルダを削除するには、Rm …