行の高さを取得・設定・する(RowHeight プロパティ)
RowHeight プロパティ
RowHeight プロパティは、対象セルの高さをポイントで、取得・設定します。
<取得>
Object.RowHeight
<設定>
result = Object.RowHeight
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Range オブジェクトを指定します。
- result ・・・ 指定したセルの高さ。単位は、ポイント(1 ポイント = 1 / 72 インチ ≒ 0.35 mm)。
対象オブジェクトには、単体のセルだけではなくセル範囲を指定することもできますが、指定したセル範囲内のすべての行の高さが同じではない場合や、セル範囲の中に、結合されたセルがある場合、RowHeightは Null を返します。
RowHeight プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 |
Sub Sample_RowHeight() '2行目の高さを 27 ポイントに設定 Rows(2).RowHeight = 27 '2行目の高さ Debug.Print Rows(2).RowHeight '1行目、2行目、3行目の高さ Debug.Print Range("A1:A3").RowHeight '1行目、2行目、3行目の高さを 20 ポイントに設定 Rows("1:3").RowHeight = 18 '1行目、2行目、3行目の高さ Debug.Print Range("A1:A3").RowHeight '1行目~3行目の高さ Debug.Print Range("A1:A3").Height End Sub |
実行結果
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