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引数を可変にする( ParamArray )

   

ParamArray キーワード


ParamArray キーワードを使用すると任意の数の引数を渡すことができます。


【構文】

Sub name ( [ varname1 As varname1_type, varname2 As varname2_type, …, ] ParamArray varnamelast () [ As varnamelast_type ] )


【項目の説明】

  • name  ・・・  定義するプロシージャ(Sub プロシージャ・Function プロシージャなど)の名前
  • varname1,varname2  ・・・  プロシージャを呼び出したときに引き渡す引数を指定します。カンマ(,)で区切って複数指定することができます。
  • varname1_type,varname2_type  ・・・  引数 varname1,varname2 のデータ型を指定します。省略すると引数 varname は、バリアント型(Variant)となります。
  • varnamelast()  ・・・  引数(バリアント型(Variant)の配列)を指定します。
  • varnamelast_type  ・・・  引数 varnamelastのデータ型(バリアント型のみ)を指定します。

複数の引数を指定する場合、ParamArray最後に指定する必要があります。

ParamArray キーワードを使用した引数は、バリアント型(Variant)の配列として宣言しなければなりません。

ParamArray キーワードを使用した引数に、ByRefByValOptional の各キーワードを使用することはできません(その引数は、常に参照渡しとなります)。

ParamArray キーワードを使用した場合、別の引数に対して、Optional キーワードを使用することはできません。

ParamArray キーワードは、Option Base 1 ステートメントの影響を受けません。配列の添え字の最小値は、常に「0」となります。


「ParamArray キーワード」の使用例

サンプルVBAソース


実行結果

ParamArray キーワード 例




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