マウスポインタの形状の取得・変更(Cursor プロパティ)
マウスポインタの形状の取得・変更
Excel のマウスポインタの形状を設定したり、現在のマウスポインタの状態を表す値を取得するには、Cursor プロパティを使用します。
【書式】
<取得>
object.Cursor
<設定>
object.Cursor = const
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Application オブジェクトを指定します。
- const ・・・ マウスポインタの形状を表す XlMousePointer 列挙型の定数またはその値を指定します。
定数 値 内容 xlDefault -4143 標準のマウスポインタ xlNorthwestArrow 1 矢印型のマウスポインタ xlWait 2 待ち状態・砂時計型のマウスポインタ xlIBeam 3 I 字型のマウスポインタ
Excel の外では、設定は無効となります。
Cursor プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 |
Sub Sample_Mouse1() '標準のマウスポインタ Application.Cursor = xlDefault End Sub Sub Sample_Mouse2() 'I字型のマウスポインタ Application.Cursor = xlIBeam End Sub Sub Sample_Mouse3() '矢印型のマウスポインタ Application.Cursor = xlNorthwestArrow End Sub Sub Sample_Mouse4() '待ち状態・砂時計型のマウスポインタ Application.Cursor = xlWait End Sub |
実行結果
Sample_Mouse2 を実行(I字型)
Sample_Mouse3 を実行(矢印型)
Sample_Mouse4 を実行(待ち状態)
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