ExcelWork.info

ハイパーリンク(Hyperlink オブジェクトのメソッド)

Hyperlink オブジェクトのメソッド

Hyperlinks コレクション のメンバーです。単体の Hyperlink オブジェクト を取得するには、Hyperlinks(index) プロパティを使用します。引数 index には、ハイパーリンク番号を指定します。Hyperlink オブジェクト のプロパティに関しては、ハイパーリンク(Hyperlink オブジェクト)Hyperlinksに関しては、ハイパーリンク(Hyperlinks オブジェクト)を参照してください。

Hyperlink.Delete メソッド


【書式】

object.Hyperlink.Delete


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Range オブジェクト または、Shape オブジェクトを指定します。
  • ハイパーリンクを削除します。また、その時設定されていた書式も標準の状態に戻ります。

リンクのみを削除したい場合、ClearHyperlinks メソッド を使用します。
  
【書式】 object.ClearHyperlinks
  
object … 対象となる Range オブジェクト を指定します。
実行すると、書式はそのままで、ハイパーリンクのみが削除されます。ただし、Excel 2010 以降のバージョンでのみしか使用できません。

Hyperlink.Follow メソッド


【書式】

object.Hyperlink.Follow


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Range オブジェクト または、Shape オブジェクトを指定します。
  • ハイパーリンクを開きます。

Hyperlink.CreateNewDocument メソッド


【書式】

object.Hyperlink.CreateNewDocument ( filename, editnow, overwrite )


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Range オブジェクト または、Shape オブジェクトを指定します。
  • filename  ・・・  新規に作成するファイルの名前を指定します(省略不可)。
  • editnow  ・・・  True を指定すると、新規ファイル作成後、そのファイルを開きます(省略不可)。
  • overwrite  ・・・  True を指定すると、同名ファイルがすでに存在している場合、そのファイルを上書きします。False を指定した時、同名ファイルが存在する場合、エラーが発生します(省略不可)。
  • 実行すると、引数 filename で指定したファイルを新規に作成します。このとき、引数 overwrite が、True のとき、同名ファイルは、上書きされます。また、引数 editnow が、True のときは、その新規ファイルを開きます。これを使ってリンク先ファイルを作成することが可能です。


Hyperlink オブジェクト 使用例

サンプルVBAソース


実行結果