ブック表示・非表示(Visible プロパティ)
ブック(ウィンドウ)が表示されているかどうかを取得およびブック(ウィンドウ)の表示・非表示の設定をおこないます。
【書式】
<取得>
object.Visible
<設定>
object.Visible = boolean
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Window オブジェクトを指定します。
- boolean ・・・ ブール型(Boolean)の値を指定します。True を指定すると、ブック(ウィンドウ)を表示、False を指定すると、ブック(ウィンドウ)を非表示にします。
Excel 2013 からは、SDI(シングル ドキュメント インターフェイス)を採用してるため、Window.Visible プロパティ はあまり使うことは無いかもしれません。特定のワークシートの表示・非表示を設定する Worksheet オブジェクト を使用することが多いと思います。
特定のワークシートを表示・非表示を設定するには、object に、Worksheet オブジェクト を指定します(詳細は、ワークシートの非表示・再表示(Visible プロパティ) を参照して下さい)。
Visible プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_Visible() Windows("Book1").Visible = False End Sub |
実行結果
Excel 2013 で、新規ブック「Book1」「Book2」を作成
「サンプルVBAソース」を実行後