AutoFilter メソッド
【書式】
object.AutoFilter ( [ field, criteria1, visibledropdown ] )
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Range オブジェクトを指定します。
- field ・・・ フィルターの対象となるフィールド番号を整数で指定します。対象となる範囲の最も左側の列(フィールド)が、フィールド番号 1 になります。
複数の列(フィールド)をまとめて扱いたい場合は、配列を指定することも可能です。
(例)field := Array(1,3,6) - criteria1 ・・・ 抽出条件となる文字列を指定します。
- visibledropdown ・・・ True を指定すると、引数 field で指定した列(フィールド)のオートフィルターのドロップダウン矢印を表示し、False を指定すると非表示にします。既定値は True です。
AutoFilter メソッド の引数の詳細については、オートフィルタ(AutoFilter メソッド) を参照してください。
AutoFilter メソッド 使用例
サンプルVBAソース その1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 |
Sub Sample04_1_AutoFilter() With Range("B3") '登録番号「1010」「1022」を抽出 'フィールド番号 1 のオートフィルタ矢印を非表示 .AutoFilter Field:=1, _ criteria1:="1010", _ Criteria2:="1022", _ Operator:=xlOr, _ visibledropdown:=False 'フィールド番号 2 のオートフィルタ矢印を非表示 .AutoFilter Field:=2, _ visibledropdown:=False 'フィールド番号 8 のオートフィルタ矢印を非表示 .AutoFilter Field:=8, _ visibledropdown:=False 'フィールド番号 9 のオートフィルタ矢印を非表示 .AutoFilter Field:=9, _ visibledropdown:=False End With End Sub |
サンプルVBAソース その2
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
Sub Sample04_2_AutoFilter() With Range("B2") 'すべてのオートフィルタ矢印を非表示 .AutoFilter Field:=Array(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9), _ visibledropdown:=False '「数学」上位10レコードを抽出 .AutoFilter Field:=6, _ criteria1:=10, _ Operator:=xlTop10Items End With End Sub |
実行結果
サンプルVBAソース実行前
サンプルVBAソースその1 実行後
サンプルVBAソースその2 実行後