Value2 プロパティ
Value プロパティとの違いは、Value2 プロパティでは、通貨型(Currency)および日付型(Date)のデータ型(内部処理形式)を直接使用しないことです。これらのデータ型は、倍精度浮動数点型(Double)の数値としては使用できます。
【書式】
< 取得 >
result = Object.Value2
< 設定 >
Object.Value2 = variant
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となるRange オブジェクト
- variant ・・・ セルの値を指定します(バリアント型:Variant)。
- result ・・・ セルの値(バリアント型:Variant)
シリアル値を取得する
セルに日付が入力されている場合、Value2 プロパティを使用するとシリアル値を取得することができます。
Value2 プロパティの使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_Value2() MsgBox "Value" & Chr(9) & Range("B1").Value & _ " (" & TypeName(Range("B1").Value) & ")" & Chr(13) & _ "Value2" & Chr(9) & Range("B1").Value2 & _ " (" & TypeName(Range("B1").Value2) & ")" & Chr(13) & _ Chr(13) & _ "Value" & Chr(9) & Range("C1").Value & _ " (" & TypeName(Range("C1").Value) & ")" & Chr(13) & _ "Value2" & Chr(9) & Range("C1").Value2 & _ " (" & TypeName(Range("C1").Value2) & ")" End Sub |