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テキストファイル:データを読み込む(Get ステートメント)

Get ステートメント

Open ステートメント をランダムアクセスモード(Random)または、バイナリモード(Binary)で開いたファイルのデータを読み込みます。


【構文】

Get #filenumber, [ recnumber ], varname


引数・戻り値
  • filenumber  ・・・  Open ステートメント で、割り当てられたファイル番号を指定します。
  • recnumber  ・・・  ランダムアクセスモード(Random)の場合、読み込みを開始する場所のレコード、バイナリモード(Binary)の場合、読み込みを開始する場所のバイト番号を指定します(省略可)。
  • varname  ・・・  データを読み込んだ内容を格納する変数の名前を指定します(省略不可)。

ファイル内の最初のレコードまたはバイトの位置は 位置 1、次のレコードまたはバイトの位置は 位置 2 となり、これ以降も同様です。引数 recnumber を省略すると、最後の Get か Put ステートメントの次のレコード(バイト)、または最後の Seek 関数によって指定された位置の次のレコード(バイト)からデータが読み込まれます。省略する場合には、区切り文字のカンマ(,)を含める必要があります。

Random モードで開いたファイルの場合、一般に、レコード長は、読み込まれるデータの長さに一致させます。読み込まれるデータの長さが、Open ステートメントの Len 句に指定された長さよりも短い場合、Get により、以降のレコードがレコード長境界で読み込まれます。

通常、Get ステートメントによって読み取られるデータは、Put ステートメントによってファイルに書き込まれます。



Get ステートメント 使用例

サンプルVBAソース 1


サンプルVBAソース 1 実行結果

サンプルVBAソース 1 を実行して作成・更新されたファイルの内容

一番最初の実行後

二回目の実行後



サンプルVBAソース 2

テキストファイル:データを書き込む(Print # ステートメント) の「サンプルVBAソース 1」を実行して作成された「file02.html」の内容を読み込んで表示します。


サンプルVBAソース 2 実行結果



サンプルVBAソース 3

テキストファイル:データを書き込む(Put ステートメント) の「サンプルVBAソース 3」を実行して作成された「test02.html」の内容を読み込んで表示します。


サンプルVBAソース 3 実行結果