画面の上端・左端を設定
ScrollRow プロパティで、指定した行を画面上端に設定、ScrollColumn プロパティで、指定した列を画面左端に設定することができます。また、それぞれのプロパティで、現在の画面の上端行、左端列を取得することができます。
画面の上端を設定(ScrollRow プロパティ)
ScrollRow プロパティは、画面の上端の行番号を設定・取得します。長整数型(Long)の値を使用します。
【書式】
<取得>
object.ScrollRow
<設定>
object.ScrollRow = long
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Window オブジェクトを指定します。
- long ・・・ 表示画面の上端行を表す、長整数型(Long)の値を指定します。
画面の左端を設定(ScrollColumn プロパティ)
ScrollColumn プロパティは、画面の左端の列番号を設定・取得します。長整数型(Long)の値を使用します。
【書式】
<取得>
object.ScrollColumn
<設定>
object.ScrollColumn = long
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Window オブジェクトを指定します。
- long ・・・ 表示画面の左端列を表す、長整数型(Long)の値を指定します。
ウインドウを分割している場合は、左上のウインドウが設定の対象となります。
ウインドウ枠が固定されている場合は、固定領域外が対象となります(固定領域内を指定してもスクロールされません)。
ScrollRow プロパティ、ScrollColumn プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_ScrollRowColumn() '画面の上端行を設定 ActiveWindow.ScrollRow = 15 '画面の左端行を設定 ActiveWindow.ScrollColumn = 5 End Sub |