PageSetup.FitToPagesTall プロパティ
PageSetup.FitToPagesTall プロパティを使用して、縦方向に収めるページ数を指定します。これにより、印刷時の拡大率または縮小率が設定されます。値の取得および設定が可能です。バリアント型(Variant)の値を使用します。
【書式】
<取得>
object.PageSetup.FitToPagesTall
<設定>
object.PageSetup.FitToPagesTall = variant
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Worksheet オブジェクト を指定します。
- variant ・・・ 縦方向に収めるページ数を指定します。また、ここに、False を設定した場合、FitToPagesWide プロパティ によって、印刷時の拡大率または縮小率が決定します。
PageSetup.FitToPagesWide プロパティ
PageSetup.FitToPagesWide プロパティを使用して、横方向に収めるページ数を指定します。これにより、印刷時の拡大率または縮小率が設定されます。値の取得および設定が可能です。バリアント型(Variant)の値を使用します。
【書式】
<取得>
object.PageSetup.FitToPagesWide
<設定>
object.PageSetup.FitToPagesWide = variant
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Worksheet オブジェクト を指定します。
- variant ・・・ 横方向に収めるページ数を指定します。また、ここに、False を設定した場合、FitToPagesTall プロパティ によって、印刷時の拡大率または縮小率が決定します。
PageSetup.Zoom プロパティに、印刷時の拡大率または縮小率が設定されている場合、PageSetup.FitToPagesTall プロパティ および PageSetup.FitToPagesWide プロパティ の設定は無視されます。これらのプロパティに値を設定する場合は、PageSetup.Zoom プロパティ に、False を設定する必要があります。
FitToPagesTall プロパティ・FitToPagesTall プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 |
Sub Sample_FitToPages() Dim w As Worksheet Set w = ActiveSheet With w.PageSetup 'Zoom プロパティ(印刷の倍率)を無効 .Zoom = False '1ページに収まるように設定 .FitToPagesTall = 1 .FitToPagesWide = 1 End With '印刷プレビューを表示 w.PrintPreview End Sub |