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ウィンドウ枠の固定(FreezePanes プロパティ、SplitColumn プロパティ,SplitRow プロパティ)

ウィンドウ枠の固定と解除

ウィンドウ枠を固定するには FreezePanes プロパティTrue に設定します。この時、SplitColumn プロパティ で、固定する列、SplitRow プロパティで、固定する行を設定することができます。SplitColumn プロパティSplitRow プロパティを設定しない場合は、選択されているセルを基準にウィンドウ枠が固定されます(選択セルの上側、左側)。

ウィンドウ枠を解除するには、FreezePanes プロパティFalse に設定します。ただし、SplitColumn プロパティSplitRow プロパティを設定している場合は、SplitColumn プロパティSplitRow プロパティの両方に、0 を指定するか、Split プロパティFalse に設定します。(SplitColumn プロパティSplitRow プロパティを設定した状態で、FreezePanes プロパティFalse に設定すると、ウィンドウが分割されてしまいます。)


「ウィンドウ枠の固定」と「ウィンドウの分割」は共存できません。「ウィンドウの分割」に関しては、ウィンドウの分割(Split プロパティ,SplitColumn プロパティ,SplitRow プロパティ) を参照してください。



ウィンドウ枠の固定


FreezePanes プロパティ


【書式】

<取得>
object.FreezePanes

<設定>
object.FreezePanes = boolean


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Window オブジェクトを指定します。
  • boolean  ・・・  True を指定するとウィンドウ枠を固定します。False を指定するとウィンドウ枠の固定を解除または、ウィンドウを分割します。

SplitColumn プロパティ・SplitRow プロパティ


【書式】

<取得>
object.SplitColumn

<設定>
object.SplitColumn = c_long

<取得>
object.SplitRow

<設定>
object.SplitRow = r_long


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Window オブジェクトを指定します。
  • c_long  ・・・  ウィンドウの固定位置を示す列数(垂直線の左側にある列の数)を指定します(長整数型(Long)の値を使用)。
  • r_long  ・・・  ウィンドウの固定位置を示す行数(水平線の上側にある行の数)を指定します(長整数型(Long)の値を使用)。


ウィンドウ枠の固定と解除のサンプル

サンプルVBAソース


実行結果

Sub Sample01_FreezePanes() を実行

Sub Sample02_FreezePanes() を実行

Sub Sample03_FreezePanes() を実行

Sub Sample04_FreezePanes() を実行

Sub Sample05_FreezePanes() を実行