Union メソッド
Union メソッドは、2つ以上のセル範囲を1つにまとめて参照します。まとめたセルに名前をつけて扱うことも可能です。
戻り値は、セル範囲を表す Range オブジェクトです。
【書式】
Object.Union ( arg1, arg2 [, arg3, … , arg30 ] )
【項目の説明】
- object ・・・ Application オブジェクト
- arg1,arg2, … arg30 ・・・ セル範囲を表すRange オブジェクトで最大30まで指定できます。
( arg1, arg2 は省略不可。arg3 … arg30 は省略可)。
Union メソッドで、まとめることのできるセル範囲は、同一シート上のセル範囲のみです。
Union メソッドの使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 |
Sub Sample_Union() Dim myUnion 'まとめたセル範囲に名前を付ける Set myUnion = Union(Range("A2:A16"), Range("A3:E8")) '選択 myUnion.Select 'まとめた範囲のセル数を表示 MsgBox Application.Union(Cells(1, 1), Cells(3, 3), Range("c1:F1")).Count End Sub |