MergeCells プロパティ
MergeCells プロパティは、指定したセル範囲を結合するかどうかを取得・設定します。設定する場合は、True(結合)または、False(結合を解除)を指定します。
【書式】
<取得>
result = Object.MergeCells
<設定>
Object.MergeCells = variant
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Range オブジェクト
- variant ・・・ セルを結合する場合は、True、結合を解除する場合は、False を指定します。
- result ・・・ 指定したセル範囲が、結合したセルの一部であるかどうかのバリアント型の値(内部処理形式 Boolean)。
True:指定したセル範囲が結合したセル、またはその一部である場合、あるいは複数の結合したセル範囲である場合。
False:指定したセル範囲が結合されていない場合。
Null 値:指定したセル範囲が、結合したセルとそうでないセルの両方が含まれている場合。
MergeCells プロパティの使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_MergeCells() 'セル範囲「B4:B9」を結合 Range("B4:B9").MergeCells = True 'セル範囲が、結合されているかどうかを確認 'セル範囲「B4:B9」⇒ 結合されている「Treu」 Debug.Print Range("B4:B9").MergeCells 'セル範囲「A5」⇒ 通常のセル「False」 Debug.Print Range("A5").MergeCells 'セル範囲「B4:B12」⇒ 複数の結合されたセル範囲にまたがっている「Treu」 Debug.Print Range("B4:B12").MergeCells 'セル範囲「A4:B9」⇒ 結合されたセルと通常のセル「Null 値」 Debug.Print Range("A4:B9").MergeCells End Sub |
実行結果
サンプルVBAソース実行前
実行後