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開いているファイルのサイズ・位置の取得(LOF 関数・Loc 関数)

LOF 関数

Open ステートメント により開かれたファイルのサイズをバイト単位を表す長整数型(Long)の値で取得するには、LOF 関数を使用します。


【書式】

<取得>
result = LOF ( filenumber )


引数・戻り値
  • filenumber  ・・・  Open ステートメント で、割り当てられたファイル番号を指定します。
  • result  ・・・  ファイルサイズ(バイト単位)を表す長整数型(Long)の値。

開いていないファイルのサイズを取得するには FileLen 関数 を使用します。



Loc 関数

Open ステートメント により開かれたファイル内の現在の読み取り位置または書き込み位置をあらわす長整数型(Long)の値を取得するには、Loc 関数を使用します。


【書式】

<取得>
result = Loc ( filenumber )


引数・戻り値
  • filenumber  ・・・  Open ステートメント で、割り当てられたファイル番号を指定します。
  • result  ・・・  現在の読み取り位置または書き込み位置を示す長整数型(Long)の値で、Open ステートメントを使用してファイルを開く時のモードにより以下のとおりになります。
    モード result の内容
    ランダムアクセスモード(Random) 最後に読み取りまたは書き込みを行ったレコードの番号
    バイナリモード(Binary) 最後に読み取りまたは書き込みを行ったバイトの位置
    シーケンシャル入力モード(Input)
    シーケンシャル出力モード(Output)
    追加モード(Append)
    ファイル内の現在のバイト位置を 128 で割った値。



LOF 関数・Loc 関数 使用例

サンプルVBAソース


実行結果