ListObject オブジェクトのプロパティ（Range プロパティ、HeaderRowRange プロパティ、DataBodyRange プロパティ）
テーブル（リスト）機能を使用するには、ListObjects コレクション（ワークシート内のすべてのテーブル）、ListObject オブジェクト（１つのテーブル）を使用します。
Range プロパティ
ワークシート上のテーブル（リスト）のセル範囲を取得します。
【書式】
＜取得＞
object.Range
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる ListObject オブジェクトを指定します。
- 戻り値 ・・・ テーブルのセル範囲（Range オブジェクト）
HeaderRowRange プロパティ
ワークシート上のテーブル（リスト）の見出し部分のセル範囲を取得します。
【書式】
＜取得＞
object.HeaderRowRange
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる ListObject オブジェクトを指定します。
- 戻り値 ・・・ テーブルの見出し部分のセル範囲（Range オブジェクト）
DataBodyRange プロパティ
ワークシート上のテーブル（リスト）の見出し部分を除いたセル範囲を取得します。
【書式】
＜取得＞
object.DataBodyRange
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる ListObject オブジェクトを指定します。
- 戻り値 ・・・ テーブルの見出し部分を除いたセル範囲（Range オブジェクト）
ListObject オブジェクトのプロパティ（Range、HeaderRowRange、DataBodyRange）使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_ListObject01() Sheets("Sheet5").Activate Dim mysheet As Worksheet Dim mytbl As ListObject Dim str As String Set mysheet = ActiveWorkbook.ActiveSheet On Error GoTo ErrH Set mytbl = mysheet.ListObjects.Item("成績表02") str = "テーブル範囲：" & mytbl.Range.Address(rowabsolute:=False, columnabsolute:=False) & vbCrLf str = str & "見出し範囲：" & mytbl.HeaderRowRange.Address(rowabsolute:=False, columnabsolute:=False) & vbCrLf str = str & "データ範囲：" & mytbl.DataBodyRange.Address(rowabsolute:=False, columnabsolute:=False) MsgBox str Exit Sub ErrH: MsgBox "テーブル（リスト）がありません" End Sub |
実行結果
