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リスト・テーブル(ListObject オブジェクト)

リスト・テーブル(ListObject オブジェクト)を取得


【書式】

object.ListObject [.Item]( index )


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる Worksheet オブジェクトを指定します。
  • index  ・・・  インデックス番号(1 から始まる整数値)または、テーブル名(文字列)を指定します。


ListObjects コレクションに関しての詳細は、リスト・テーブル(ListObjects オブジェクト) を参照してください。



ListObject オブジェクト 使用例 1

サンプルVBAソース 1


実行結果 1

サンプルVBAソース 1 実行前

サンプルVBAソース 1 実行後



ListObject オブジェクトの主なメソッド


Delete メソッド

ListObject オブジェクトを削除し、ワークシートからセルデータをクリアします。


【書式】

object.Delete


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる ListObject オブジェクトを指定します。

Unlist メソッド

作成したテーブル(リスト)を通常の表(範囲)に戻します。


【書式】

object.Unlist


引数・戻り値

  • object  ・・・  対象となる ListObject オブジェクトを指定します。

Excel 2007 以降で、テーブルを作成するとテーブルのスタイルが設定されますが、Unlink メソッドを使用しても、そのスタイルは残ってしまいます。スタイルを解除するには、Unlink メソッドを実行する前に、TableStyle プロパティ に、””(空文字)を設定します。



ListObject オブジェクト 使用例 2

サンプルVBAソース 2


実行結果 2

サンプルVBAソース 2 実行前

サンプルVBAソース 2 実行後



サンプルVBAソース 3


実行結果 3

サンプルVBAソース 3 実行前

サンプルVBAソース 3 実行後



ListObject オブジェクトの主なプロパティ


プロパティ 内容
Name プロパティ テーブル(リスト)の名前を取得・設定します。
※ テーブル作成時、名前付きセル範囲として自動的に生成されます。ただし、その範囲は、見出しの部分を除いた範囲が、登録されます。
Range プロパティ テーブル(リスト)の範囲を取得します。
HeaderRowRange プロパティ テーブル(リスト)の見出しの部分の範囲を取得します。
DataBodyRange プロパティ テーブル(リスト)のレコード部分(見出しを除いた部分)の範囲を取得します。
ShowTotals プロパティ テーブル(リスト)の集計行を表示するかどうかを設定します。
TableStyle プロパティ テーブル(リスト)のスタイルを設定します。
ListColumns プロパティ テーブル(リスト)内のフィールドを取得します。
ListRows プロパティ テーブル(リスト)内のレコードを取得します。