AtEndOfLine プロパティ
開いたファイル(TextStream ファイル)の現在の読み込み位置が行末かどうかを確認します。
【書式】
<取得>
object.AtEndOfLine
引数・戻り値
- object ・・・ TextStream オブジェクトを指定します。
- 戻り値 ・・・ ファイルポインタの位置が行末マーカーの直前の場合は、True、行末マーカーの直前ではない場合は、False を返します。
このプロパティは、読み取り用に開かれている TextStream ファイルに対してのみ適用されます。それ以外の場合は、エラーが発生します。
AtEndOfStream プロパティ
開いたファイル(TextStream ファイル)の現在の読み込み位置がファイルの末尾かどうかを確認します。
【書式】
<取得>
object.AtEndOfStream プロパティ
引数・戻り値
- object ・・・ TextStream オブジェクトを指定します。
- 戻り値 ・・・ ファイルポインタの位置が TextStream ファイルの末尾の場合は、True、末尾ではない場合は、False を返します。
このプロパティは、読み取り用に開かれている TextStream ファイルに対してのみ適用されます。それ以外の場合は、エラーが発生します。
Column プロパティ
開いたファイル(TextStream ファイル)の現在の列番号を確認します。
【書式】
<取得>
object.Column プロパティ
引数・戻り値
- object ・・・ TextStream オブジェクトを指定します。
- 戻り値 ・・・ ファイルポインタの現在の文字位置(行頭からの文字数)を返します。
改行文字が書き込まれた後、他の文字が書き込まれる前は、Column は 1 になります。
Line プロパティ
開いたファイル(TextStream ファイル)の現在の行番号を確認します。
【書式】
<取得>
object.Line
引数・戻り値
- object ・・・ TextStream オブジェクトを指定します。
- 戻り値 ・・・ ファイルポインタの現在の行位置を返します。
ファイルが開かれた当初および何かが書き込まれる前は、Line は 1 です。
AtEndOfLine,AtEndOfStream,Column,Line 使用例
サンプルVBAソース 1
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Sub Sample1_Position() Dim fso As New FileSystemObject Dim f As TextStream Dim str As String Dim fname As String fname = "C:\Documents\mydata5\test03.txt" Set f = fso.OpenTextFile(fname) Do Until f.AtEndOfLine str = str & f.Line & "行目:" & f.ReadLine & vbCrLf Loop MsgBox str f.Close End Sub |
実行結果
サンプルVBAソース 2
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Sub Sample2_Position() Dim fso As New FileSystemObject Dim f As TextStream Dim str As String Set f = fso.OpenTextFile("C:\Documents\mydata5\test03.txt") Do Until f.AtEndOfStream str = str & f.Read(1) Loop f.Close MsgBox str End Sub |