ファイルを開く(OpenAsTextStream メソッド)
指定されたファイルを開き、ファイルの読み取り、書き込み、追加に使用できる TextStream オブジェクトを取得します。
FileSystemObject(FSO)のインスタンスを生成する方法は、ファイルシステムオブジェクト(FileSystemObject)の使い方 を参照してください。
【書式】
<取得>
object.OpenAsTextStream ( [ iomode, format ] )
引数・戻り値
- object ・・・ File オブジェクトを指定します。
- iomode ・・・ 入出力モードを指定します。省略可。
定数 値 内容 ForReading 1 読み取り専用で開きます。 ForWriting 2 書き込み用として開きます。既存のファイルは上書きされます。 ForAppending 8 書き込み用として開きます。ファイルの末尾に書き込まれます。 - format ・・・ ファイルの形式を指定します。省略すると、ASCII として開かれます。
定数 値 内容 TristateUseDefault -2 システムの既定値を使用してファイルを開きます。 TristateTrue -1 Unicode としてファイルを開きます。 TristateFalse 0 ASCII としてファイルを開きます。
FSO を使ったテキストファイルの使い方については、FileSystemObject:テキストファイルを操作する を参照してください。
OpenAsTextStream メソッド 使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 |
Sub Sample_FSOOpenAsTextStream() Dim fso As New FileSystemObject Dim tw As TextStream Dim tr As TextStream Dim fName As String fName = "C:\Documents\mydata6\newtext1.txt" Set tw = fso.GetFile(fName) _ .OpenAsTextStream( _ IOMode:=ForWriting, _ Format:=TristateTrue) tw.Write "こんにちは!" tw.Close Set tr = fso.GetFile(fName) _ .OpenAsTextStream( _ IOMode:=ForReading, _ Format:=TristateTrue) MsgBox tr.ReadAll tr.Close End Sub |