FreeFile 関数
Open ステートメントで使用するファイル番号( 1 ~ 511 の値)は、重複して使用しようとするとエラーが発生してしまいます。FreeFile 関数 を使用すると現在使われていないファイル番号を取得することができます。
【書式】
<取得>
result = FreeFile [( rangenumber )]
引数・戻り値
- rangenumber ・・・ 0(既定値)を指定すると 1 ~ 255 の範囲のファイル番号が返されます。1 を指定すると 256 ~ 511 の範囲のファイル番号が返されます。
- result ・・・ ファイル番号を表す整数型(Integer)の値。
- rangenumber ・・・ 0(既定値)を指定すると 1 ~ 255 の範囲のファイル番号が返されます。1 を指定すると 256 ~ 511 の範囲のファイル番号が返されます。
- result ・・・ ファイル番号を表す整数型(Integer)の値。
FreeFile 関数 使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample_FreeFile() Const FileName = "C:\Documents\mydata\myTest" Dim FNum As Integer Dim i As Integer For i = 1 To 3 'ファイル番号を取得 FNum = FreeFile 'ファイルをシーケンシャル出力モード(Output)で開く Open FileName & i & ".txt" For Output As #FNum 'ファイルに書き込み Print #FNum, "これはテスト " & i & " ファイルです。" 'ファイルを閉じる Close #FNum Next i End Sub |
実行結果
サンプルVBAソース 実行前
実行後