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Excelファイルに接続(ADO)

ADOでExcelファイルに接続

ADO を使用してExcelファイルを読み込みます。Excelファイルをデータベースとみなし、SQL文を使うことが出来ます。


【接続文字列】

<ConnectionString(ADO)に設定する文字列>
Provider = OLEDBProvider
Data Source = DBFileName;
Extended Properties = EXProperties;


引数・戻り値

  • DBFileName  ・・・  対象となるExcelファイルのパスとファイル名を指定します。)
  • OLEDBProvider  ・・・  Excel2007以降で作成したブックに接続する場合は、Microsoft.ACE.OLEDB.12.0;、Excel2002/2003で作成したブックに接続する場合は、Microsoft.Jet.OLEDB.4.0; を指定します。
  • EXProperties  ・・・  3つのプロパティ値を指定します。各プロパティ値は「;(セミコロン)」で区切ります。全体を「”」で括ります。
    (例)Extended Properties = “Excel 12.0;HDR=Yes;”

Extended Properties に指定する各プロパティ値について
Excel 12.0 の部分は、データベースの種類を表しています。Excel2007以降で作成したブックに接続する場合は、Excel 12.0、Excel2002/2003で作成したブックに接続する場合は、Excel 8.0 を指定します。
HDR は、シートの1行目をフィールド名として扱うかどうかを指定します。No を指定した場合、フィールド名は、F1、F2、F3 のように F[列番号] で表示されます。

Excelのシート、セル範囲を、テーブルとして扱います。
ワークシート全体:Select * from [Sheet1$]
名前なしセル範囲:Select * from [Sheet1$A2:E10]
名前付きセル範囲:Select * from 範囲名



Excelファイルへ接続する例

サンプルVBAソース


実行結果