警告や確認メッセージの表示・非表示を設定
マクロ実行中に、警告や確認メッセージの表示・非表示を設定するには、Application オブジェクトの DisplayAlerts プロパティを使用します。
【書式】
<取得>
object.DisplayAlerts
<設定>
object.DisplayAlerts = boolean
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Application オブジェクトを指定します。
- boolean ・・・ True を指定すると、マクロ実行中に、Excel からの確認メッセージや警告を表示します。False を指定すると表示しません。
このプロパティの既定値は、True です。メッセージ、警告を表示しないように設定するには、False を設定します。
このプロパティを False に設定している場合は、通常、マクロ実行終了時に自動的に True の設定に変更されます。
DisplayAlerts プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
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Sub Sample01() Worksheets("Sheet2").Delete End Sub Sub Sample02() '警告、確認メッセージを表示しないように設定 Application.DisplayAlerts = False Worksheets("Sheet2").Delete '警告、確認メッセージを表示するように設定 Application.DisplayAlerts = True End Sub |
実行結果
Sample01 を実行
Sample02 を実行