Select Case ステートメントの使い方
【構文】
Select Case form
[ Case value1
[ statements1 ] ]
[ Case value2
[ statements2 ] ]
[ ・・・・・ ]
[ Case Default
[ default_statements ] ]
[ Case Else
[ else_statements ] ]
End Select
【項目の説明】
- form ・・・ 条件式(数式または文字列式)
- value1(2) ・・・ 次の形式で指定(省略可。ただしCase節がある場合は必須)
(1)【値】
(2)【値】To【値】
(3) Is【比較演算子】【値】 - statements1(2) ・・・ form が value1(2) と一致したとき statements1(2) が実行されます(省略可)。
- default_statements ・・・ form が Empty値(初期化されていない値)のとき、default_statements が実行されます(省略可)。
- else_statements ・・・ form が Case 節のいずれとも一致しないとき else_statements が実行されます(省略可)。
キーワード To と Is は、値の範囲を指定するキーワードです。
※ この Is は、比較演算子の Is とは別物です。
To を使って値の範囲を指定するときは、小さい方の値を先(左側)に指定します。
ここで使用できる比較演算子の種類には、より小さい()、以上(>=)、等しくない()、等しい(=) があります。
等価演算子(Is)と文字列比較演算子(Like)は使用できません。
Case 節には複数の式や範囲を指定可能。その場合はカンマ(,)で区切ります。
(例)Case 1 To 10, 23, Is > 100
Select Case ステートメントの使用例
VBAソース
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Sub sample_select() Dim form As Integer form = -100 Select Case form Case Default MsgBox 1000 Case 1, 2 MsgBox form Case 3 To 10 MsgBox form Case Is > 10 MsgBox form Case Else MsgBox form End Select End Sub |