Characters プロパティ
Characters プロパティは、文字範囲を表す Characters オブジェクトを返します。
( ※ Characters プロパティに関しては、文字列の一部の書式を変更(Characters プロパティ) を参照してください。)
【書式】
object.Characters ( start, length )
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Range オブジェクトを指定します。
- start ・・・ 取得する先頭文字の位置を指定します。1 を指定する、または、省力した場合、このプロパティは、先頭文字から始まる文字列範囲を返します。
- length ・・・ 取得する文字数を指定します。引数 start で指定された文字からここで指定した文字分を返します。省略した場合は最後の文字までを返します。
Characters.PhoneticCharacters プロパティ
引数(start, length)で指定した文字列のフリガナ情報の取得、設定を行います。
【書式】
<取得>
object.Characters ( start, length ).PhoneticCharacters
<設定>
object.Characters ( start, length ).PhoneticCharacters = string
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Range オブジェクトを指定します。
- start ・・・ 取得する先頭文字の位置を指定します。1 を指定する、または、省力した場合、このプロパティは、先頭文字から始まる文字列範囲を返します。
- length ・・・ 取得する文字数を指定します。引数 start で指定された文字からここで指定した文字分を返します。省略した場合は最後の文字までを返します。
- string ・・・ 引数(start, length)で指定した文字列に設定するフリガナ(文字列型)を指定します。
Characters.PhoneticCharacters プロパティ 使用例
サンプルVBAソース
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 |
Sub Sample_PhoneticCharaacters() Range("B2").Value = "振仮名の設定テスト使用例" Range("B3").Value = "東京都千代田区神田練塀町" Range("B4").Value = "山田太郎" With Range("B2") .Characters(1, 3).PhoneticCharacters = "ふりがな" .Characters(5, 2).PhoneticCharacters = "せってい" .Characters(10, 3).PhoneticCharacters = "しようれい" End With With Range("B3") .Characters(1, 3).PhoneticCharacters = "とうきょうと" .Characters(4, 4).PhoneticCharacters = "ちよだく" .Characters(8).PhoneticCharacters = "かんだねりべいちょう" End With With Range("B4") .Characters(Start:=1, Length:=2).PhoneticCharacters = "やまだ" .Characters(Start:=3).PhoneticCharacters = "たろう" End With Range("B2:B4").Phonetic.Visible = True Range("B:B").Columns.AutoFit End Sub |