Excel の組み込みダイアログボックス(Dialog, Dialogs)
Excel の組み込みダイアログボックスを表示
Dialog オブジェクト を使用して、Show メソッドを実行します。
【書式】
object.Dialogs[.Item]( const ).Show [ ( Arg1, Arg2, Arg3, ……, Arg30 ) ]
引数・戻り値
- object ・・・ 対象となる Application オブジェクトを指定します。
- const ・・・ 組み込みダイアログボックスを表すXlBuiltInDialog 列挙型 の定数またはその値を指定します。
- Arg1 … Arg30 ・・・ 引数 const で指定した組み込みダイアログボックスの初期値を設定するための引数の値を指定します。設定する引数の詳細については、組み込みダイアログボックスの引数一覧 を参照してください。
- 戻り値 ・・・ ブール型(Boolean)の値。組み込みダイアログボックスで、ユーザーが、[OK] をクリックをした場合には True を返し、[キャンセル] をクリックをした場合には False を返します。
Dialog.Show メソッド 使用例
サンプルVBAソース 1
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Sub Sample_Dialogs1() '「ファイルを開く」ダイアログボックスを表示 '初期設定で、「C:\Documents\test.xlsx」を選択 Application.Dialogs(xlDialogOpen).Show arg1:="C:\Documents\test.xlsx" End Sub |
実行結果 1
サンプルVBAソース 2
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Sub Sample_Dialogs2() '「ページ設定」ダイアログボックスを表示 '初期設定で、ページ中央寄せ(水平、垂直)に設定 Application.Dialogs(xlDialogPageSetup).Show arg9:=True, arg10:=True End Sub |
実行結果 2
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